☆おしばいかずら☆

通りすがりのごくごく普通のお芝居好きのブログでございますずら。

★2015年 観劇作品ベスト3★

 さてさて、今年の総括をざざっとしてみようと思います。
がっつり書きたいけど時間が足りなさすぎます!!!

 今年はとにかく大衆演劇をいっぱい観ました。
ですが、今回の今年の何本かを選ぶ作業では大衆演劇は外します。
なんかこう……大衆演劇は1ヶ月単位、1年単位で楽しむものであって、公演個別ではない気がしてしまうのです。
なんか、それがわかったのも今年に入ってからな気がします。
昨年は覚えられてしまうくらい観劇をする感じではなかったですしね。

 ということで、私は今年の3本を選ぼうと思います。
多分、5本とか10本にしてしまうと、かなり迷ってしまって書ききれないのです。


★2015年 観劇作品ベスト3★

『ゴールデン バード バラード』 空飛ぶ猫☆魂

『サカシマノ帝國(さかしまのていこく)』演劇秘密結社 ピーピー・スー

『ワールド』 山尾企画

表記は作品名の50音順です。3本に絞る以上の順位付けはしません。
ではでは、個別の作品語り等へ。



『ゴールデン バード バラード』 空飛ぶ猫☆魂

2月の『隣人の奏でる和音』とかなり迷いました。
多分、5本や10本だと、両方入れます。
基本的に今回の3本は同じ劇作家さんの作品で複数本入れたい作品がある方の作品……かもしれません。

『隣人の奏でる和音』も『ゴールデン バード バラード』もほぼ観劇のためだけに上京しました。
10月に関しては本気で劇場にしか行っておらず、飲食さえも殆どしなかった感じでした。
西永さんの作品は無茶なスケジュールで上京してでも、観たいのです。
2007年の青山円形劇場の『アンラッキー・デイズ』からなので、再来年には丸10年とかになってしまうのですね……
いつもいつも、帰りの新幹線で夢中で感想を書いて、気がつけば新大阪です。


『ゴールデン バード バラード』は今までの『空飛ぶ猫☆魂』の作品の中で、一番好きです。
旗揚げ公演から1公演だけとかにはなってしまいますが、観続けているわけですが、今回は日替わりゲストもナシで、いつも以上に完成度が高かったように思います。
日替わりゲストさんが暴れる感じも好きなんですけどね。
本当に暴れ回ってる感じと、それに立ち向かう感じも好きです。

久々に竹林林重郎さんのお芝居が観れたのも嬉しかったです。
岸潤一郎さん、のイメージがどうしても強いんですが。
竹林林重郎さんは失礼な表現をしてしまうと『気持ちが悪い』みたいな印象もあります。役が。役がね!!
でも、その人がカッコよく見えてくるのが、本当にカッコいい。
いや、今回はそういう感じではなかったとは思いますが。そんな感じのお芝居もまた観たい。

公演時にがっつり感想を書けなかったんですが、やっぱり書きだすと止まらない感じになりそうです。
なので、相当に中途半端ですが、ここまでで。
あ、今回の作品はDVDが!!出るんですよ!!!! 私、劇場で申込してないんで、次の公演がないと買えないけど!!


『サカシマノ帝國(さかしまのていこく)』演劇秘密結社 ピーピー・スー

4月の『秘密廃園』も良かったです。これも迷う!!!
鬼村笑さんの作品は、言葉の選び方とかが、とてもとても好みなのです。
台本を出されてないので(でも、DVDは超安価の700円ですよ!!)凄い勢いでメモをとってます。
会場のギャラリーの雰囲気も素敵過ぎて、それが作品とあいまくっていて、豪華なセットを組んだ作品を軽々と越えてしまう感じです。
なんかこう、そういう素敵な相性、みたいな。
これも次の公演までに感想を改めて書きたいです。

『ワールド』 山尾企画

10月に続編?スピンオフ?的な公演が2本ありました。
なので、山尾さんのところは迷う……というよりはそれも含めてな感じかも。
あ、でも、単独であっても、多分、入れます。
この公演はがっつり観劇当時に感想を書いたので(http://kazra1210.hateblo.jp/entry/2015/05/16/233316
山尾さんのところは『はんかい電車』からですね。
なんか、何名かの方に山尾さんと元から知り合いで観劇に来ていたと思われていたことが今年の後半に判明したのですが(既に昨年の公演の話ですが……)別にお知り合いで観劇に行った感じではないのです。
何がきっかけで行ったのかはすっかり忘れてますが(苦笑)
『はんかい電車』の初演はチラシもどこでももらってないはずなんですよね……まあ偶然のご縁でいい作品に出会えたのは幸福なことだと思います……っていうのは昨年の話ですが!!
来年の公演もとてもとても楽しみです。忘年会に行けなかったのが残念ですよ!!(被ってましたからね……)


以上です。どの公演のことも書ききれない感じばかりです。
来年はもうちょっと頻繁に観劇の感想を書きたいです。
というか、とりあえず、こっちのブログも書こうと思います。
あ、大衆演劇を観に行きましょうの会は来年もやりますよ!!!
なんやかんやで結構な人数の皆様をお連れ出来て、私は大満足です。

大衆演劇を観に行きませんか?観劇のお誘い☆11/1 浪速クラブ 夜の回!!

ということで、観劇のお誘いです!!
ええもう、久々にこっちのブログを更新したかと思えば、前回の記事と同じ話題っていう(苦笑)

あちらのブログ(http://ameblo.jp/kazra1210/)は毎日、更新しております。ええもう、毎日です。
私の大好きな大衆演劇の劇団さんの公演が11月にあるのですが(あ、劇団さんの公演そのものは毎月やっているのですが、大阪での公演が……ということですね)唐突に90日前からカウントダウンをはじめ、本日で40日前です。
こっち放置してる間に50記事も書いたということですね……(カウントダウン以外の記事も書いているので、もっと書いています)

ということで、観劇のお誘いです!!
今回はなんと既にご参加のお約束を何名かしていただいているので私は強気です。

詳細はこちら!!

 

大衆演劇を観に行ってみましょうの会』

日時:2015年11月1日17時~(開場は16時です)
場所:浪速クラブ http://www.naniwaclub.jp/
    大阪市浪速区恵美須東1-3-7
    地下鉄御堂筋線動物園前駅より徒歩6分
    地下鉄堺筋線恵美須町駅より徒歩4分
    JR新今宮駅より徒歩8分
    JR天王寺駅より徒歩15分
料金:1000円(前売料金+座布団代)

11月の公演劇団は
劇団KAZUMAさんです。

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劇団公式サイトはないのですが、私の偏った座員さんの紹介はこちらです。

劇団KAZUMA メンバー紹介☆ http://ameblo.jp/kazra1210/entry-12072500666.html

 

基本的には本当に個人的な『行く日にちを合わせて一緒に観ましょう!!』という集まりです。
今回は私が昼の回を観劇しますので、私が昼の回で購入した前売券で観劇可能ですので、通常よりもお安くなっております。
浪速クラブでの公演の前売り券は通常は1000円なのですが、おそらく10枚で1枚おまけにつける形での販売をされると思いますので、
私から前売券を900円でご購入いただいて(端数の差額に関しては私の負担とさせていただきます)
入場時に劇場で座布団代の100円をお支払いいただく形になります。

浪速クラブさんは最寄駅が複数あるのですが、駅までのお出迎えをご希望の方は地下鉄恵美須町駅でお願いします。
天王寺や動物園前や新今宮の方が都合のよい方もいらっしゃるかとは思うのですが、収集がつかなくなってしまう可能性がありますので、恵美須町でお願いします。

自力で劇場まで到着出来る方は劇場で合流もOKです!!

大体の目安として、
・劇場に直接来られる方は15時50分頃までに
恵美須町駅までお迎えが必要な方は15時40分頃までに
……が、皆様で一緒にご入場に間に合う時間としてお考えください。
開場後も開演に間に合う時刻までは私が出たり入ったりして、ご案内させていただきます。

ですので、恵美須町までお迎えが必要な方は16時45分頃までの到着がお迎え可能な時間としてお考えください。

開場時間には間に合わないけど、前の方で観たい!!という方がいらっしゃる場合はお席の確保も座席の予約を入れる形で対応させていただきます。
その場合は予約金として+100円のみ、ご負担をお願いします。

17時開演はちょっと……という場合は、当日が通常の3部構成であれば
(通常の3部構成は 顔見せミニショー(30分くらい)、休憩、お芝居(1時間くらい)、口上挨拶、休憩、舞踊ショー(1時間くらい)です)
18時45分前後を目処にご来場いただければ、舞踊ショーからショー割の600円(+座布団代100円)で観劇が可能です。
その場合もご連絡いただければ、入場可能な時間になった時点で劇場前までお出迎えに行かせていただくことも可能です。

(ショー割の入り方、はじめての方にはとってもわかりにくいので……)


実は今回は既に小劇場の役者さんとご一緒するお約束をしていたりするのです。
なので、大衆演劇を観劇しに行って、小劇場の役者さんとも会えてしまう!!!わりとレア企画です(笑)

お芝居を観てから、がっつりお芝居のお話が出来ればと思っています。
勿論、一緒に観劇するのみでもOKです。
でもでも、多分、アフターもするので、そちらもご参加いただければ嬉しいです。
あ、アフターのみとかでもOKです!!(その場合は20:30頃に劇場近隣で合流が目安な感じですね)

ご参加をご希望の方はツイッターのDMかリプライで@kazyaoまでご連絡ください。
申込等がかっちり必要な催しではないのですが、行くよ!!って言っていただけると、私が嬉しいです。
あ、あと前売り券の枚数やら、アフターやらの目安にはしたいので、連絡はあった方が有難いです。


私個人は11月1日の初日のお昼の回と、多分、翌日の2日も観劇予定です。
ですので、1日の夜は無理だけど、初日の昼や2日は行くよ!!という方も是非是非お声をかけていただければ嬉しいです。
2日に関しては入場前に合流出来れば、私から前売りを購入していただいて観劇することも可能です。
(1日のお昼の回は前売りを購入する前なので、当日券でお願いします。私も当日券です。っても1200円ですけどね)

ということで、観劇のお誘いでした!!
皆様のご参加をお待ちしております!!!

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他の写真はこちらのブログhttp://ameblo.jp/kazra1210/

で日々あげております。

気になる役者さんがみつかったら、是非是非、生でご観劇くださいね!!

11月!11月ですよ!!

大衆演劇を観に行きませんか? 観劇のお誘い☆6/1 池田呉服座 夜の回!!

ということで、観劇のお誘いなのです!!
わりとお会いする方々に大衆演劇も観てみたいと言っていただけるのですが

(ええもう私がウザいくらいに推してますからね!!)
機会があれば……は、機会がないと行かないやつなので機会作っちゃお!!……な会でございます。


あ、毎度の事ですが、劇団さんや劇場さんの関係者でもなんでもないのです。
あくまで基本は個人的なお誘いです。

ということで、詳細はこちら!!


大衆演劇を観に行ってみましょうの会』

日時:2015年6月1日 18時~(開場は17時です)
場所:池田呉服座 http://gohukuza.com/
料金:1900円(当日券料金)

6月の池田呉服座さんで公演をされるのは
剣戟はる駒座 倭組 さんです。

劇団公式サイトはこちら→http://www.harukomaza.com/

今年の2~4月にあべのハルカス大衆演劇のイベントもされていた劇団さんです。
7月には新世界の浪速クラブでの公演もひかえてらっしゃいます。
わりと凄いことらしいのです。

浪速クラブさんと朝日劇場さんは本気で人気のある劇団さんでないと乗れない劇場なんです。

私の主観では私が今まで観劇させていただいた劇団さんの中で6月に関西に乗ってらっしゃる劇団さんの中では普段は小劇場のお芝居を観てらっしゃる方には最適な劇団さんだと思います。
お客さんを楽しませようとしてらっしゃるのがよくわかる、本当に空気清浄機のような劇団さんです。

 

座長の倭さんは口上挨拶で

 

『お客様の 日頃の鬱憤やストレスを吸い込んで元気に帰って貰える劇団を目指したい。
倭組は空気 清浄機のような劇団でありたい。』

 

そういう風に言われます。そういうところが私はとても素敵だと思うわけです。


基本的には本当に個人的な『行く日にちを合わせて一緒に観ましょう!!』という集まりです。
平日の夜の回ですので、おそらく大丈夫だとは思うのですが、お席を確実に確保したいという方は池田呉服座さんに電話予約をお願いします。
ちなみに予約の場合は300円、予約金として多く必要です。

(当日、来館時にお支払いでOKです。ちなみに劇場で予約する場合も予約時には300円のみ、入場料は当日払いor前売券を持っている場合は前売券を使用する形です)

池田呉服座さんの最寄り駅は阪急宝塚線『池田』駅下車、徒歩5分です。
それほど難しい道ではないので大丈夫だとは思うのですが、
17時30分頃まででしたら、ご連絡いただければ駅までお迎えに行かせていただきます。
開場は17:00ですので、私はその時間あわせで一旦は池田呉服座さんに行く予定です。
ですので、それ以前の時間に合流可能な方はそれもアリです。

逆に18時開演はちょっと……という場合は、当日が通常の3部構成であれば
(通常の3部構成は 顔見せミニショー(30分くらい)、休憩、お芝居(1時間くらい)、口上挨拶、休憩、舞踊ショー(1時間くらい)です)
19時過ぎを目処にご来場いただければ、舞踊ショーからショー割の1200円で観劇が可能です。
でも、個人的にはそこまで金額変わらないので、途中からでもお芝居も観て欲しいですね!!
あ、大衆演劇は遅れて入っても全然大丈夫です。途中から入って来られる方も多いです。

ということで、行ってみようかな!!という方は是非是非、この機会にご一緒しましょう!!

申込等が必要な催しではないのですが、行くよ!!って言っていただけると、私が嬉しいです。
個人的には私は当日はお休みなので、ご連絡いただければ観劇前にご一緒も可能です。むしろ、推奨させていただきたいです!!
でもって、少しお時間遅くなっても大丈夫でしたら、観劇後にお話が出来たりすると、とっても嬉しいです!!

 

ということで、観劇のお誘いでした!!

わかりにくい記事で申し訳ないのですが、興味のある方は個別に諸々聞いてやってください^^;

5/15 山尾企画『ワールド』@芸術創造館

久々にこちらのブログの更新です。
今月は和歌山の劇場に行ってばっかりだったので(っても、2回しか行ってませんが!!)あっちのブログばかり更新しておりました。

主に大衆演劇メインのブログ→

☆明日のお外題☆ ~かずらの大衆演劇日記~


ということで、久々の小劇場の観劇でした。
大阪の芸創で山尾企画さんの『ワールド』です。
私が大衆演劇関係でこんなことに(苦笑)なる前から予定に入れていた公演です。
昨年末には予定出してはりましたからね!!
正直、その頃と今の自分の状況やテンションがかなり変わっているので、どんな感想を持つかなって心配してたりもしてたのですが。
がっつり感想を書きたくなる素敵な公演だったので、書きます。

あ、他の公演も書きたいけど、書いてないのとかあるんですよ……
しかし、ちょぴっと書きたい度が勝ったので、先に書いちゃうのも事実です。

ちなみに今年観劇したお芝居でがっつり感想を書きたい公演はこんな感じです!!

2015.3.14 追撃☆ニトロ『逃げる五右衛門』
2015.4.17 演劇秘密結社ピーピー・スー『秘密廃園』

どちらも当日のアンケートにゆっくりは書けてないので、がっつり書きたいのです。

既にがっつり書いた公演
2015.2.11 『隣人の奏でる和音』
西永さんの公演は次は舞台は秋らしいので、それまで落ち着いてるかしら……とか思ってたら、こんなことに!!!(苦笑)


さてさて、話がそれましたが、『ワールド』の感想ですよ!!

『ワールド』は4月のイベントにも参加させていただいたのです。
4/1 山尾企画プレゼンツ『シュークリームにワサビ入れすぎるんじゃない』 @かつおの遊び場

この日の山尾さんは白かったんですが、今回のピエロさんは白くなかったですね。
なんか、白い印象が強すぎて、白くないと不思議な感じがしちゃう……しかし、4月の日記では白くてびっくりしたとか書いててどっちやねんな感じ。


今回の公演は昨年の12月の『はんかい電車』の時には告知が出ていたので、約5か月前からのお楽しみだったということですね!!
ちなみに昨年の観劇の中では12月の『はんかい電車』は一番楽しかった公演でした。
良かった。とは違うのです。いや、勿論、よかったんですけれども!!
あ、私、多分、この人達のこと好きだなあって、そんな感じでしたね。
お芝居が好きで好きで、それが公演に詰まっていて、私はそういうのが大好きなので、大好きだなあと思うわけです。
なので、感想も評価も、作品だけではしてないと思います。
そういうの良くないんじゃないの派の人もいらっしゃると思うのですが(なんかこう……慣れ合いいくない!!みたいな)まあ私はそういう人なので仕方がないのです。

昨年の12月にわりとゆったり山尾さんとお話をする機会があって、
『半分出来ていて、残りの半分が大変なんですけどね』みたいに言ってはった気がします。
はんかい電車の公演の時点で、『ピエロが女の子を笑わせる話です』ってはっきりと内容を言ってらしたので、もう台本書き始めてるんでしょう?みたいな話をしたんだと思います。
ちなみに4月のイベントの時には台本が全部仕上がってるのが凄いと思うと伝えたら、『当たり前じゃないですか』としれっと言いはったので、凄いなあと思ってしまった私なのでした。
あ、この人の公演は安心して行ける公演だなとも思いましたね。

『開演前から楽しんでもらいたい』

そう、4月のイベントの時に言ってらして、その言葉通りの劇場になっていたと思います。
『楽しんでもらいたい』っていうのを詰め込んでるのがよくわかる。
でも、私が観劇させていただいた初日の時点では、それはよくわかるけど、そっちに重きを置きすぎて、手薄になってる部分があるようにも感じました。
それはとてもとても残念でした。
それやっちゃったら、楽しんでもらおうとしてるの、台無しになっちゃうよって、開演前はとても心配になりました。
多分、これが面識のない方の公演だったら、心配ではなく、不快だったと思います。
勿体ないっていう気持ちは、とてもとても強く感じました。
とても楽しみにしていた公演だったので余計に、です。

上演時間の110分の間はとても素敵でした。
演劇だから出来る表現、楽しみ方、だったと思います。
芸創のホールの半分くらいが舞台になっていたような感じだったのかな。半分は大袈裟かもですが。
あれだけ近い距離で、あれだけ使用範囲の広い舞台を観ることはあまりないような気もします。
ああ、客席も舞台にしてしまってるのね……みたいな感じがしました。
なので、本当、DVDで……と言うより、劇場でリピートしたかったです。
ああもう仕事が憎い……初日がたまたま休みで、いい状態で観れただけ良かったんですけどね。

創作物が国によって管理された世界。
選ばれた者だけが、表現することを許された世界。
素晴らしい作品だけが、存在を許された世界。

そういう作品、でした。
それはわりと個人的にこの1年くらい考えていたことに凄くシンクロしていて、凄く色々考えました。
考えたってのもちょっと違うかな。ああそういうことよねって、まとめてもらった感じかもしれません。

『舞台に立つべき人間』

それを凄く考えてた時期があったのです。
『ワールド』の作品の中では国に管理されて、素晴らしいものだけが許されてるのかと言えば、実際にはそうじゃなくて、お金が動いて私腹を肥やしている人間がいる……という話だったのですが、そうじゃなくて、本当に素晴らしいものだけに絞り込まれていたとしても、それが本当に幸福なことなのかどうか……みたいに考えるわけです。

『笑わせたいんだ』
山尾さんの演じるピエロは、何度もそう言います。
多分、それは『素晴らしい芸がしたい』とは違うんだと思います。
最後に女の子はピエロの前で笑うけど、それはピエロの芸に対してではなくて、
それでも、きっとピエロは凄く嬉しかったと思う。
芸を評価されたいんじゃない。笑って欲しい。本当にそれだけ。それでいい。
多分、そうなんだろうなって、私は感じました。
その解釈があってるかどうかは、わからないですが。

キャストさんも15人と、とても多かったです。
何かしら他舞台で拝見した方、4月のイベントでお会いした方……もいたのですが、基本的には山尾さんと日高さん以外は他の紐付けを一切せずに観た感じです。
あ、徳丸さんは『ああこの人がパンダさんの中の人か……』と思った気がします。
でも、そこまで多い!!と感じることもなく、なんでしょう大勢出てはるのに、ある意味でまんべんなく出てはって、この役いらないんじゃないかなあって役もなくて、それはとても素敵だなと思いました。

作中では描かれていない物語の欠片も散りばめられていて、きっと作り手の方々の中にはそれがしっかりとあったりするのではないかなとかと思って、それも観てみたいなと強く思いました。
もしかしたら、なかったりするのかもしれないけど。
でも、そうやって考えることが出来るのも素敵だなと思います。
山尾さんが書かれた戯曲の段階では本当に決まってなかったりするのかもしれません。
でも、きっとキャストの方々の中にはあったんじゃないかなと思います。
それは聞いてみたいなとか思ったので、また次の公演の時にでも聞ける機会があったりしたら嬉しいなあと思いました。

ある意味、とても地味な舞台だったと思います。
なんか地味って言葉だと、印象が悪い気もしちゃうんですが。
派手なダンスや殺陣があるわけじゃない。
でも、物語が、言葉が刺さる舞台、でした。
観たいものが舞台の上にありました。
観せたい、観て欲しい、そういう気持ちが詰まった舞台を観たいんだと思います。
舞台の上で生きている、その世界の人達が観たいんだろうと思います。
だから、凄いものを前面に出されても、違和感を感じてしまうような時があって、
それこそ、選ばれた素晴らしいもの。
それは素晴らしいのはわかるけど、素晴らしいだけだよねって思うような時があります。
逆に、素晴らしいとされているものよりも劣るであろうことはわかる。だけど、自分は大好きで、幸福な気持ちになる。そういう時もあります。

相変わらず、うまくまとめられません。
それこそ、素晴らしい感想を書くことは私には出来ません。
でも、それでも、それこそ、笑ってくれたら嬉しいなって思うわけです。
本当、自己満足、ですね。
それでもね。
伝えたいって思っちゃうくらい、伝えてもらったんだと思います。


本当、山尾さんはお芝居を作るのが大好きなんだろうなあって思いました。
だから、周りにそういう人達が集まってるんでしょうね。
舞台の上にあがってらしたキャストさん以外も、きっと舞台の上にいたんだと思います。
周りのいろんな人の応援とか思いとかそういうのを纏って、役者さんは舞台に立っているんだと思うんです。

でもって、こうやって長々と書いていると、
他人事のように『お芝居を観るのが大好きなんだろうなあ』と自分に対して思ったりもするわけです。



小劇場と大衆演劇のお話。(ちょぴっとブログの説明や整理的なあれこれ)

 さてさて、ブログの更新をしてるんだか、してないんだかな感じなのですが。
もうちょっと紛らわしいので過去の記事の整理をした方がいいんじゃないかとも思ったり……

 ブログを中途半端に分けたのもあれだったかもね!!と思いながら、共通記事を書いてみます。

 とりあえず、私の今のブログはこんな感じです。


☆おしばいかずら☆
http://kazra1210.hateblo.jp/

2014年10月からやってるブログです。このブログです。
今は小劇場メイン……なのかな?

大衆演劇のも昨年のはこちらにちらほら書いてます。
っても、確認したら12月の長谷川劇団さんのだけでした。
http://kazra1210.hateblo.jp/entry/2014/12/02/213734

 

お外題リストもこちらにもあげてました。
でも、こっちにはあげなくてもいいかな?とか最近は思ってるんですが、見てもらえるきかっけは増えた方がいいかなと思いつつ、ブログが書けてないのでリストで埋まるのもどうよとか思う今日この頃。


☆明日のお外題☆ ~かずらの大衆演劇日記~
http://ameblo.jp/kazra1210/

 

2015年3月からはじめた大衆演劇用のブログです。
↑のブログがリストで埋まるのも……と思って、ブログでリストるか!!!と思ってたんですが、ちょっと中途半端なことになってます。
最初の方は劇場別で日々のお外題を書きだしていたのですが

(だから3月の記事数がやたら多いのですね)

ちょっと面倒になってきたので全体のリストのみあげています。
基本、ツイッターに流す元原稿です。でも、ツイッターは144字制限にひっかかって消してたりするので、ここにあげてるリストが全文バージョンな感じです。

明日のって言いながら、日付が変わってからになる場合もあったりするんですが、なんか「明日、どこの劇場に行こうか」みたいな感じがいいなって、「明日の」にしています。

お仕事でやってるわけではないので、サボる日もあります。
続けてるうちに誰か他の人が真似てくれたりしたら、自分の把握してない劇場さんのお外題も知れていいなって思います。

ツイッターのタグは #明日のお外題 でお願い出来たら嬉しいです。

貼り出しの写メだけとかでもいいので!是非!!!


まとめた方が楽かなーと思いつつ、でもまとめちゃうとどっちか目当てで来てくださった方が目当てじゃないのばっかになってる状態だったりしたら……とか思って分割運用中です。
たまにこうやって共通記事あげてみたりしようかなって。

 

私は大衆演劇を観てる方にも小劇場のお芝居を観てもらいたいし、
小劇場のお芝居を観てる人にも大衆演劇のお芝居を観てもらいたいのです。
私が両方観るよ!!って人なので、両方観るよって人が増えたらいいなっていうお話です。

 

で、最近は大衆演劇ばっかっぽいわけです。
しかし、そういうわけではないのだよ!!!……という日記ですよ。

 

劇団さん単位で言うとですね、
大衆演劇の劇団さんは1年で600公演くらいなわけです

(昼夜公演を25日×12の計算です。1ヶ月がっつり休みはる劇団さんもありますが)
小劇場の関西の劇団さんだと2,3カ月に1作で1週間くらい……というか大半は週末3日だけとかなんですが、まあ1週間で計算しておきましょう。
多く見積もって2か月に1度の1週間公演として、1作10公演で計算して60公演ですね。多く見積もってね。

大衆演劇の劇団は10倍のステージ数があるわけだから、そりゃあ観る回数も10倍になるわけですよってわけですよ。
ていうか、実際には10倍まで行ってないので、小劇場のが行ってるよ!!行ってるじゃない!!!!(誰に主張してるんだ)

 

小劇場の公演も観たい公演は行っております。行ける時は。
この『行ける時は』っていうのが問題でですね、行けない時っていうのが多々発生するわけです。
とりあえず、個人的事情により土日の休みが取りにくいので、本当、関西の週末メインの公演は厳しいです。
17時開演とか休みじゃないと本当無理なんで……
で、劇場に行かなくなる、情報が入って来なくなる、行く回数が減る……のループに陥ってるわけです。

 

大衆演劇はほぼ毎日やってるわけです。
時間も料金も大半は固定です。
なので、シフト出た!!お休みにお芝居観れる!!!○○劇場に行こう!!!!……くらいのノリで行けるわけです。

ていうか、今日、定時であがれそうだから夜の回行っちゃう!!??くらいで行きます。行ってしまうのですよ。

以前はここで小劇場の公演情報をあさって、どこか行ける公演ないじゃろか……ないじゃん。しょぼーん。となっていたわけなのですが

(本当、平日は公演そのものがないので……あっても好みから大幅に外れてるとか、予算が……とか)
今はどこかの劇場には行けちゃう!!むしろ、どっちに行こうとか悩めちゃう!!!!
……ええもう、かなり楽しいです。
常打ちの素晴らしさ、ですね。
私は地元が宝塚なので、宝塚歌劇が羨ましくて仕方なかったわけですが、こんな世界もあったなんて!!という感じでした。
毎日、お外題が変わるとか……もうねもうね!!!
あ、その辺は話が長くなるので、この本を読んだらいいと思います。

 

ていうか、この本についても語りたいですけどね!!!
みさきさんの本を読んで、劇場に行きたくなったのです。
こんな本を作ってしまわせてしまうくらいの世界を観ておきたい。観ねばなるまい!!そんな感じでした。

 はじめて大衆演劇を観劇をしたのが昨年の8月の浪速クラブさんでの玄海さんの公演で、これもツイッターで『行ける人は行くべきですよ!!』的な呟きを読んだのも大きかったと思います。
それくらい、大衆演劇のFANの方の呟きには熱があります。
でもって、今は、その熱の理由がわかる気がします。
観たいから、観て欲しい、観てもらえなかったら、観れなくなってしまう。
だから、なんですよね。

 これは小劇場の公演でも同じなんですが、公演そのものがないと、その辺はどうしようもないのです。
公演は2,3日で終わってしまう。次の公演がいつかわからない場合が大半。
これじゃ、伝えようがないわけです。無駄かなって思っちゃう。

 そして、自己主張的に言うと、(本当、誰に対しての主張かまったくわからないのですが)

小劇場の公演の感想の方が書く時はがっつり書いています。書いているのですよ!!!

 その辺は大衆演劇は大半が既成のお話なので(でも台本があるわけではないらしいので劇団さんによって解釈やアレンジがだいぶ違いますが。でもって、それが面白い!!)

この作家さんが好きだから!!という観方はあんまりないのです。
あ、私は最近は小劇場のお芝居は作家さんベースです。○○さんが演出だから、的な感じで観に行く場合の方が圧倒的に多いです。
ていうか、大衆演劇は劇場に行ってみないと、その日に何をやるかもわからない場合もありますからね。

(事前にお知らせが流れる場合もありますが。でもって、それを私はまとめているのです)
極端な話、誰が出るかもわかりません。座長さんはよっぽどのことがなければいはると思いますが。

 

 大衆演劇はコミュニティのようなものも凄く強いと思います。
これは宝塚歌劇もですが。
ていうか、大衆演劇と宝塚は全然雰囲気は違うんですが、やってることは面白いくらい同じです。
もうね、なんだこのデジャブ感……ああ、近所(地元は宝塚です)でマダム達がやってることとノリが若干違うだけでほぼほぼ一緒か……って感じなわけです。
劇場が家や学校のように存在してて、そこに集まって、好きな人のことを語り合うわけです。ほぼ、毎日。
○○観た?○○行く?って会話が凄く自然に飛び交う、細かく説明しなくても、ある程度までは共通認識としてわかる。
お客さんが、お客さんを増やそうとしているのが、わかるわけです。
私は、そういうのが好きなので、凄く楽しいです。多分、そういうのが苦手って人もいると思いますが、それは仕方のない話ですね。

 そんな感じです。
うん。やっぱ、うまいことまとまりませんでした!!!

 でも、お芝居は伝えるのも楽しいなって思うので自分なりの形で続けたいと思います。
ていうか、描けてないけど絵を描きたいです!!!
もう忘れたころにな感じになりそうですが、あの公演のもあの公演のも描きたい!!!

 どこかの劇場で見かけたら、お話していただけたら嬉しいです。
なんか、私、アイコンのまんまらしいんで、探せばすぐにみつかったりするかもしれません。
自由席だと、あいてれば前の方にいます。首が痛くてもいいから、ちょこっとでも近くで観たい派です。
でもって、送り出しで「一番前で観ていただいて!!」とかって言われると、アワアワしてしまうのです。
客席降りでわざわざ止まってくれるのもアワアワします。近くで観たい!近くで観たいけど、近づいて来られると恐縮しちゃうからやめて!!!!……みたいな複雑な心境なわけです。
うんまあ、この位置は止まるじゃろ。みたいなのもわかってて座ってる時もありますけどね。
あ、でもアワアワしてるのが丸わかりで、周りの皆様が笑ってくださるのも、なんかいいなと思います。多分、大衆演劇あるあるですね。
あの人ら、絶対、アワアワしそうなの選んでロックオンして来てはると思うわ……初心者臭を漂わせてるといろんな方がもてなしてくれるので、ぷらっとはじめての大衆演劇に行かれると良いと思います。

 ではでは。

定刻通りに開演して欲しい。というお話。

 わりと最近、観劇時に感じたこととかを観劇仲間の方々とお話したりする機会が多かったので、ざざっと書いてみます。。
※私の主観もかなり入っているので、全体の意見とかではないです。まとめているような部分もありますが、一応、『私個人の意見』として受け止めていただけたらいいなと思います。


『開演時刻、開場時刻を守って欲しい』

 これ、話題に出ること、多いです。
わりとあるのが『遅れているお客さまがいらっしゃるので』的な理由で遅れるのはどうなの?という感じですね。

時間通りの開演に間に合うように来場している人が大半だと思うのです。
遅れてきている、来るかどうかもわからない人(遅刻連絡を入れている場合もあるかもしれませんが)の人達にのために、間に合うように来ている人を待たせるのは本当にどうかと思うのです。
開演後、遅れて入場されることによる不都合は発生すると思います。でも、それは定刻に開演した上で、遅れてきた人に対してどう対応するかを考えるげきだと思います。

開演時間そのものを遅れさせてしまえば、簡単に解決してしまうのかもしれません。でも、それは違うでしょう。
たかが5分、たかが10分という風に思うのかもしれません。
でも、時間通りに来ている人達を待たせていい理由にはならないと思います。

5分、10分あれば、結構いろんなことが出来ます。
開演時間に間に合うように必死に仕事を終わらせたり、走って劇場に来たり、してくれている人だっているかもしれません。
開演時間が遅れたら、その人達はどう思うと思いますか?
『だったら、自分だって、ゆっくり来ればよかった。無理をしなければよかった」
そう思うんじゃないでしょうか?私なら、思います。心狭いですからね!!(苦笑)

遅れたことによって、最後まで観れなくなってしまう人が発生するかもしれません。
開演時間が変更になったのに、終演時間が変更にならないなんてことは、ありえないと思います。
何かしらの調整を加えれば、可能かもしれません。でも、それは定刻に開演していた場合のベストな状態とは違うものになっているのではないでしょうか。

5分、10分の遅れで、大幅に帰る時間やルートを変更しなければならなくなる場合もあります。
ギリギリの時間で観劇後に何かしらの約束を入れていたりとかも、するかもしれない。

遅れてくる人のために5分、10分遅らすことで誠意なんて伝わらないと思います。
時間通りに来ている人が同意してくれたらいいか。そういう問題でもありません。
そんな確認をされても、嫌だとその場で言えるわけがないです(人によっては言えるかもしれませんが)そんな確認は同意の強要でしかありません。

交通機関の遅れのために……ということもあると思います。
でも、それだって同じことです。
やるべきことは来ている人を待たせることではなく、遅れてきた人が途中からでも気持ちよく観劇出来る方法を考えることだと思います。
自分が遅れる側になったとしても、開演時間を遅らされても困ります。
お前のせいで開演が遅れたんだって晒しものになるわけですよ。勘弁していただきたい!!

 個人的には開場時間に関しても同様だと思います。
時間通りに来て、人がいっぱいのロビーで立ちっぱで待たされるのはしんどい場合もあります。
開演に間に合えばいいだろうと、思うかもしれませんが、そうではないと思います。
というか、開場が遅れた時点で開演も遅れるんじゃないかと思ってしまいます。

 初日だから仕方がない。
観に来る人には、関係のないことです。
だったら、初日だから、全てのことを早め早めに時間に余裕を持って、やればいいだけのことです。
想定外の事が起こるかもしれません。でも、それだって、想定外の事が起こることを想定しなきゃいけない。

遅れの原因の大半はシュミレーション不足なんだと思います。
人が足りない、時間が足りない、そんなことは関係のないことです。
自分達の可能な人員で、時間で、全ての設定をすればいいだけの話です。

開演時間を遅らせる以外の、遅刻をしてくる方への対応を考えてみて欲しいなと思います。
別に何も対応せず、定刻にはじめるだけでも、いいとは思うんですが。でも、そこは考えれたら、素敵だとも思います。
でもって、定刻通りに開場出来るように準備をする方法とかも考えてみていただきたいです。

時間を守るのは当たり前の事なわけです。
その当たり前の事が出来ていない場合が多すぎます。
でも、だから、その当たり前が出来るだけでも、印象が良くもなるんだと思います。

開演時間を遅らせるような劇団さんの公演に、お友達は誘えないわけです。
自分が誘った公演で、その人を待たせて、嫌な思いをさせてしまったら、それは自分のせいになります。
たかが5分、10分、と思うかもしれません。
でも、その数分の遅れで、いろんなことに対して、信用されなくなったりしてしまうわけです。
それはとてもとても勿体ないことだと思います。
定刻にはじめることはそんなに難しいことではないはずですから。
難しいとしたら、それはそもそもの時間設定に無理があったということです。

本当、当たり前の事です。
その当たり前の事をこなすだけで、きっと今なら好評価を得ることが出来ると思います。

時間は守りましょう。
それは最低限の劇団さんとお客さんのお約束なわけですから。
時間通りに来てくれた人を待たせることは、その人達の誠意を踏みにじることになります。
時間通りに来てくれた人は、時間通りに来てくれたんですよ。
それをもっと考えましょうよ。と思ってしまうのです。

4/1 山尾企画プレゼンツ『シュークリームにワサビ入れすぎるんじゃない』 @かつおの遊び場

4月1日の夜に行かせていただきました!!
なんばのかつおの遊び場というライブハウスでのイベントでした。
平日の夜だったんですが、19:30開場の20:00スタートだったので、お仕事な私でも安心です。
シフト仕事で土日が必ず休みとかではないので、平日の少し遅めのスタートは行きやすいので助かるなーと思います。
(逆に遅すぎると、帰りの時間の心配が発生しちゃいますが)

まず、はじめて行く場所だったので開場時間ちょい前くらいには到着出来るように動いていたのですが、見事にわからなくなって周辺を10分ほどぐるぐるしていました。いつものことです。
かつおの遊び場さんの入っているフロアに入ってからも
「……ここであってんの……?」みたいな気になってしまったんですが(なんか、違う名前の看板的なものが見えた気がするのです。記憶違いかもしれませんが)スタッフさん(私の記憶が正しければ芳本さん)が発見してくださって誘導してくださったんで、すんなり入れました。
誘導の為に出てはったのか、たまたまいはったのか、わからないのですが、とても大事なことなので素敵だと思いました。
(わりと、ああいう感じの雑居ビルでのイベント的なの増えた気がするんですが、あんまり行かない人は誘導とかきちんとした掲示がないと、あってるかどうか不安になってしまうと思うのです。たまにすっごい入りにくくて、帰ってもいいかな……な気分になるのです)

中に入ってすぐに山尾さんとも遭遇したのですが、勝手に今日は白くないと思っていた私は白かったのでビックリしてしまいました。
日常生活の中で白い人に会うってないので、心の準備がないとビックリしますね。


イベント会場のかつおの遊び場は思っていたよりこじんまりとしていました。
(あ、多分、サイトとか見れば、ちゃんと広さとか書いてあると思うんですけどね。私の勝手な想像よりってことね!!)
今日は後ろの方でゆっくり見るとかでもいいかなあとか思ってたんですが(わりと常に前の方で見る人なわけですが)
後ろの方が存在しておらず、ほぼお席の選択肢は一択でした。結局、いつも座るような場所で見た感じ。

本当に「お話しましょう」な感じで、20時になる前からお芝居話をしていました。
わりとよくお芝居に誘ってますよねとか、そんな話をしてた気がしますね。

で、20時からイベント本編でした。

「俺だけ人間」「リビング」「はんかい電車」
山尾さんと各作品ごとに来てらした出演者の方がお話して行く形。きゃな子さんがMC。
私は観劇したのは「はんかい電車」だけだったのですが、公演準備中や公演中に「こんなことがあったんですよ」みたいな話を聞くのは楽しいので、観ていない作品のも楽しかったです。観たくなりました!!!
「こんなことがあったよね」って話されてるのが凄く楽しそうで、観てみたかったなと思ったわけです。
こうやって、ゆったりと作品を作ってる側の人の話を聞く機会はあんまりないので、増えたらいいなと思いました。
作っている人達が見えて、「この人が作ってる作品を観てみたい」ってなる。そういうアプローチの仕方も有効だと思うのです。
よく「作品が全て」みたいに言われますが、それって作品を観てもらってからの話なので、きっかけはちょっとでも多く、いろんな方向からあった方がいいなって思うのです。

実際、行ってみたら、演者さんの方の人数の方が多かった感じで少し心配になったりもしてしまったのですが。
私個人としてはゆっくりお話聞いたり、お話出来たりして、とても楽しかったです。
お話したことのない人とはあんまり喋れませんでしたが(まあ、それは普通にそんなもんだと思うんですが)

本当、観に来てください!!だけじゃ、なんも伝わらないので、公演前に作り手の人が見れる機会っていうのはあった方がいいなって思います。
それこそ、『観たことのない人』は何もわからないわけで、そんな状態で2500円とかのチケットを購入して、電車賃払って、時間も使って……ってなると、わりとハードルは高いわけです。
作り手側の人達にはフライヤーとかには載せきれないものがいっぱいあるわけで、それを伝えてくれた方がいいのになって思うのです。勿論、それをよしとしない人もいると思うけど。

伝えてくれると、行きやすくなるけど、行ってからのハードルはあがります。期待しちゃいますからね。
いっぱい期待しちゃうような話を聞いてきました。
実際にどうかは当日に開場してみないとわかりませんが(開演でなく、今回は開場、ですよね)
劇場にお客さんとして入るのがとっても楽しみです。

多分、山尾さんの今回の公演はお芝居を観ていない人に「行ってみて!!」って安心して言える公演です。
自分と一緒に行くとかじゃなくても、安心して言えると思います。
ちょうど、昨日、別の会でそういう話しをしていたんですが、誰かを誘って、劇作以外の面で(劇作は好みが出るので、ある程度は仕方ないと思うのですね)嫌な思いをされたりするとすっごく困るわけです。
とっても残念なことですが、そういうことは凄く多いです。
だから、慣れてる人は自衛するけど、そうじゃない人もいるわけで、そうじゃない人に来てもらいたいって言うなら、ちゃんとしてもらわないと困る。

昨年の「はんかい電車」の時の話なんですが、
私はチケットを取るのが遅くなってしまって、お仕事がある日のチケットを取る形になったのです。
まあ、それは私が遅かったので仕方がないのですが、
誰にあてるわけでもなく、ツイッターで間に合わないかったらどうしよう的なことを呟いていたら、さっと出演者の方がみつけてくださって「立ち見で良ければ、お休みの日の回に振り替え出来ますよ」って案内してくださったのです。
そういうのは凄く大きいと思います。

毎週毎週、たくさんの公演が行われていて、そこから選んでいくわけです。
それ以前に、お芝居以外にも世の中には楽しいことがいっぱい存在してたりもします。
その中から、選ぶわけです。
ある意味、選んでもらうのは奇跡に近いかもしれません。見つけてもらうことさえ、難しい。

だからだから、素敵な作品を作る人に出会うと、こうやって長々と文章を書いたりとか、伝えたくなってしまうのでしょう。(しかし、私の文章じゃあんまり伝わらないと思うんですけどね!!)
自分の出会った奇跡を自慢したい感じ、なのかもしれません。

観に行ってもらえたら嬉しいなって思うわけです。
観に行ってもらって、終演後に「どうだった?」って聞きたい。
でもって、「でしょう!!」っていう瞬間が私は好きなのです。そういう話もイベントがはじまる前にしてました。

イベントの最後はシュークリームを使った逆ロシアンルーレットでした。
なので、こんなタイトルなのです。
『ワールド』のチケットはもう発売開始されています。是非!!!

 

これは未来に起こり得るかもしれない話

この世界がもし今日で終わったとしても

僕は君を笑わせるからまた明日もここで会おう。


EVENT-STATION.所属山尾企画部
第六次公演

● 演目
『ワールド』  脚本・演出 山尾 匠
● 日時  
2015年5月15~17日
15日 19時受付・開場 19時30分開演
16日 14時受付・開場 14時30分開演
   19時受付・開場 19時30分開演
17日 14時受付・開場 14時30分開演

上演時間は100分を予定しています.

● 場所
芸術創造館

●チケット
前売・当日 2500円
中高生は学生証の提示で1000円キャッシュバック!

3月15日より、全国のコンビニから
イープラスでお買い求めいただけます。

●キャスト
大塩静香(メインキャスト大阪)
大原里香
おやすーみん(進劇銃題やぎゅり場)
茅原衣里(劇団土竜/Sparkle Wind)
徳丸¥1
仲口拓磨
長野巌(ゲキダン モドキ)
成瀬トモヒロ
灰尾さとみ
日髙昇
宝代裕規(お気楽ロジック)
リュウジ宮本
山田百合香(劇的☆ジャンク堂)
芳本春治
山尾匠

●スタッフ
舞台監督/舞台美術 山崎裕斗(劇団EVENT-STATION.)
音響 中西華子
照明 植田悠子
制作 かっし~120%
宣伝美術 ドラマネージ
映像 中田圭介