☆おしばいかずら☆

通りすがりのごくごく普通のお芝居好きのブログでございますずら。

定刻通りに開演して欲しい。というお話。

 わりと最近、観劇時に感じたこととかを観劇仲間の方々とお話したりする機会が多かったので、ざざっと書いてみます。。
※私の主観もかなり入っているので、全体の意見とかではないです。まとめているような部分もありますが、一応、『私個人の意見』として受け止めていただけたらいいなと思います。


『開演時刻、開場時刻を守って欲しい』

 これ、話題に出ること、多いです。
わりとあるのが『遅れているお客さまがいらっしゃるので』的な理由で遅れるのはどうなの?という感じですね。

時間通りの開演に間に合うように来場している人が大半だと思うのです。
遅れてきている、来るかどうかもわからない人(遅刻連絡を入れている場合もあるかもしれませんが)の人達にのために、間に合うように来ている人を待たせるのは本当にどうかと思うのです。
開演後、遅れて入場されることによる不都合は発生すると思います。でも、それは定刻に開演した上で、遅れてきた人に対してどう対応するかを考えるげきだと思います。

開演時間そのものを遅れさせてしまえば、簡単に解決してしまうのかもしれません。でも、それは違うでしょう。
たかが5分、たかが10分という風に思うのかもしれません。
でも、時間通りに来ている人達を待たせていい理由にはならないと思います。

5分、10分あれば、結構いろんなことが出来ます。
開演時間に間に合うように必死に仕事を終わらせたり、走って劇場に来たり、してくれている人だっているかもしれません。
開演時間が遅れたら、その人達はどう思うと思いますか?
『だったら、自分だって、ゆっくり来ればよかった。無理をしなければよかった」
そう思うんじゃないでしょうか?私なら、思います。心狭いですからね!!(苦笑)

遅れたことによって、最後まで観れなくなってしまう人が発生するかもしれません。
開演時間が変更になったのに、終演時間が変更にならないなんてことは、ありえないと思います。
何かしらの調整を加えれば、可能かもしれません。でも、それは定刻に開演していた場合のベストな状態とは違うものになっているのではないでしょうか。

5分、10分の遅れで、大幅に帰る時間やルートを変更しなければならなくなる場合もあります。
ギリギリの時間で観劇後に何かしらの約束を入れていたりとかも、するかもしれない。

遅れてくる人のために5分、10分遅らすことで誠意なんて伝わらないと思います。
時間通りに来ている人が同意してくれたらいいか。そういう問題でもありません。
そんな確認をされても、嫌だとその場で言えるわけがないです(人によっては言えるかもしれませんが)そんな確認は同意の強要でしかありません。

交通機関の遅れのために……ということもあると思います。
でも、それだって同じことです。
やるべきことは来ている人を待たせることではなく、遅れてきた人が途中からでも気持ちよく観劇出来る方法を考えることだと思います。
自分が遅れる側になったとしても、開演時間を遅らされても困ります。
お前のせいで開演が遅れたんだって晒しものになるわけですよ。勘弁していただきたい!!

 個人的には開場時間に関しても同様だと思います。
時間通りに来て、人がいっぱいのロビーで立ちっぱで待たされるのはしんどい場合もあります。
開演に間に合えばいいだろうと、思うかもしれませんが、そうではないと思います。
というか、開場が遅れた時点で開演も遅れるんじゃないかと思ってしまいます。

 初日だから仕方がない。
観に来る人には、関係のないことです。
だったら、初日だから、全てのことを早め早めに時間に余裕を持って、やればいいだけのことです。
想定外の事が起こるかもしれません。でも、それだって、想定外の事が起こることを想定しなきゃいけない。

遅れの原因の大半はシュミレーション不足なんだと思います。
人が足りない、時間が足りない、そんなことは関係のないことです。
自分達の可能な人員で、時間で、全ての設定をすればいいだけの話です。

開演時間を遅らせる以外の、遅刻をしてくる方への対応を考えてみて欲しいなと思います。
別に何も対応せず、定刻にはじめるだけでも、いいとは思うんですが。でも、そこは考えれたら、素敵だとも思います。
でもって、定刻通りに開場出来るように準備をする方法とかも考えてみていただきたいです。

時間を守るのは当たり前の事なわけです。
その当たり前の事が出来ていない場合が多すぎます。
でも、だから、その当たり前が出来るだけでも、印象が良くもなるんだと思います。

開演時間を遅らせるような劇団さんの公演に、お友達は誘えないわけです。
自分が誘った公演で、その人を待たせて、嫌な思いをさせてしまったら、それは自分のせいになります。
たかが5分、10分、と思うかもしれません。
でも、その数分の遅れで、いろんなことに対して、信用されなくなったりしてしまうわけです。
それはとてもとても勿体ないことだと思います。
定刻にはじめることはそんなに難しいことではないはずですから。
難しいとしたら、それはそもそもの時間設定に無理があったということです。

本当、当たり前の事です。
その当たり前の事をこなすだけで、きっと今なら好評価を得ることが出来ると思います。

時間は守りましょう。
それは最低限の劇団さんとお客さんのお約束なわけですから。
時間通りに来てくれた人を待たせることは、その人達の誠意を踏みにじることになります。
時間通りに来てくれた人は、時間通りに来てくれたんですよ。
それをもっと考えましょうよ。と思ってしまうのです。