☆おしばいかずら☆

通りすがりのごくごく普通のお芝居好きのブログでございますずら。

4/1 山尾企画プレゼンツ『シュークリームにワサビ入れすぎるんじゃない』 @かつおの遊び場

4月1日の夜に行かせていただきました!!
なんばのかつおの遊び場というライブハウスでのイベントでした。
平日の夜だったんですが、19:30開場の20:00スタートだったので、お仕事な私でも安心です。
シフト仕事で土日が必ず休みとかではないので、平日の少し遅めのスタートは行きやすいので助かるなーと思います。
(逆に遅すぎると、帰りの時間の心配が発生しちゃいますが)

まず、はじめて行く場所だったので開場時間ちょい前くらいには到着出来るように動いていたのですが、見事にわからなくなって周辺を10分ほどぐるぐるしていました。いつものことです。
かつおの遊び場さんの入っているフロアに入ってからも
「……ここであってんの……?」みたいな気になってしまったんですが(なんか、違う名前の看板的なものが見えた気がするのです。記憶違いかもしれませんが)スタッフさん(私の記憶が正しければ芳本さん)が発見してくださって誘導してくださったんで、すんなり入れました。
誘導の為に出てはったのか、たまたまいはったのか、わからないのですが、とても大事なことなので素敵だと思いました。
(わりと、ああいう感じの雑居ビルでのイベント的なの増えた気がするんですが、あんまり行かない人は誘導とかきちんとした掲示がないと、あってるかどうか不安になってしまうと思うのです。たまにすっごい入りにくくて、帰ってもいいかな……な気分になるのです)

中に入ってすぐに山尾さんとも遭遇したのですが、勝手に今日は白くないと思っていた私は白かったのでビックリしてしまいました。
日常生活の中で白い人に会うってないので、心の準備がないとビックリしますね。


イベント会場のかつおの遊び場は思っていたよりこじんまりとしていました。
(あ、多分、サイトとか見れば、ちゃんと広さとか書いてあると思うんですけどね。私の勝手な想像よりってことね!!)
今日は後ろの方でゆっくり見るとかでもいいかなあとか思ってたんですが(わりと常に前の方で見る人なわけですが)
後ろの方が存在しておらず、ほぼお席の選択肢は一択でした。結局、いつも座るような場所で見た感じ。

本当に「お話しましょう」な感じで、20時になる前からお芝居話をしていました。
わりとよくお芝居に誘ってますよねとか、そんな話をしてた気がしますね。

で、20時からイベント本編でした。

「俺だけ人間」「リビング」「はんかい電車」
山尾さんと各作品ごとに来てらした出演者の方がお話して行く形。きゃな子さんがMC。
私は観劇したのは「はんかい電車」だけだったのですが、公演準備中や公演中に「こんなことがあったんですよ」みたいな話を聞くのは楽しいので、観ていない作品のも楽しかったです。観たくなりました!!!
「こんなことがあったよね」って話されてるのが凄く楽しそうで、観てみたかったなと思ったわけです。
こうやって、ゆったりと作品を作ってる側の人の話を聞く機会はあんまりないので、増えたらいいなと思いました。
作っている人達が見えて、「この人が作ってる作品を観てみたい」ってなる。そういうアプローチの仕方も有効だと思うのです。
よく「作品が全て」みたいに言われますが、それって作品を観てもらってからの話なので、きっかけはちょっとでも多く、いろんな方向からあった方がいいなって思うのです。

実際、行ってみたら、演者さんの方の人数の方が多かった感じで少し心配になったりもしてしまったのですが。
私個人としてはゆっくりお話聞いたり、お話出来たりして、とても楽しかったです。
お話したことのない人とはあんまり喋れませんでしたが(まあ、それは普通にそんなもんだと思うんですが)

本当、観に来てください!!だけじゃ、なんも伝わらないので、公演前に作り手の人が見れる機会っていうのはあった方がいいなって思います。
それこそ、『観たことのない人』は何もわからないわけで、そんな状態で2500円とかのチケットを購入して、電車賃払って、時間も使って……ってなると、わりとハードルは高いわけです。
作り手側の人達にはフライヤーとかには載せきれないものがいっぱいあるわけで、それを伝えてくれた方がいいのになって思うのです。勿論、それをよしとしない人もいると思うけど。

伝えてくれると、行きやすくなるけど、行ってからのハードルはあがります。期待しちゃいますからね。
いっぱい期待しちゃうような話を聞いてきました。
実際にどうかは当日に開場してみないとわかりませんが(開演でなく、今回は開場、ですよね)
劇場にお客さんとして入るのがとっても楽しみです。

多分、山尾さんの今回の公演はお芝居を観ていない人に「行ってみて!!」って安心して言える公演です。
自分と一緒に行くとかじゃなくても、安心して言えると思います。
ちょうど、昨日、別の会でそういう話しをしていたんですが、誰かを誘って、劇作以外の面で(劇作は好みが出るので、ある程度は仕方ないと思うのですね)嫌な思いをされたりするとすっごく困るわけです。
とっても残念なことですが、そういうことは凄く多いです。
だから、慣れてる人は自衛するけど、そうじゃない人もいるわけで、そうじゃない人に来てもらいたいって言うなら、ちゃんとしてもらわないと困る。

昨年の「はんかい電車」の時の話なんですが、
私はチケットを取るのが遅くなってしまって、お仕事がある日のチケットを取る形になったのです。
まあ、それは私が遅かったので仕方がないのですが、
誰にあてるわけでもなく、ツイッターで間に合わないかったらどうしよう的なことを呟いていたら、さっと出演者の方がみつけてくださって「立ち見で良ければ、お休みの日の回に振り替え出来ますよ」って案内してくださったのです。
そういうのは凄く大きいと思います。

毎週毎週、たくさんの公演が行われていて、そこから選んでいくわけです。
それ以前に、お芝居以外にも世の中には楽しいことがいっぱい存在してたりもします。
その中から、選ぶわけです。
ある意味、選んでもらうのは奇跡に近いかもしれません。見つけてもらうことさえ、難しい。

だからだから、素敵な作品を作る人に出会うと、こうやって長々と文章を書いたりとか、伝えたくなってしまうのでしょう。(しかし、私の文章じゃあんまり伝わらないと思うんですけどね!!)
自分の出会った奇跡を自慢したい感じ、なのかもしれません。

観に行ってもらえたら嬉しいなって思うわけです。
観に行ってもらって、終演後に「どうだった?」って聞きたい。
でもって、「でしょう!!」っていう瞬間が私は好きなのです。そういう話もイベントがはじまる前にしてました。

イベントの最後はシュークリームを使った逆ロシアンルーレットでした。
なので、こんなタイトルなのです。
『ワールド』のチケットはもう発売開始されています。是非!!!

 

これは未来に起こり得るかもしれない話

この世界がもし今日で終わったとしても

僕は君を笑わせるからまた明日もここで会おう。


EVENT-STATION.所属山尾企画部
第六次公演

● 演目
『ワールド』  脚本・演出 山尾 匠
● 日時  
2015年5月15~17日
15日 19時受付・開場 19時30分開演
16日 14時受付・開場 14時30分開演
   19時受付・開場 19時30分開演
17日 14時受付・開場 14時30分開演

上演時間は100分を予定しています.

● 場所
芸術創造館

●チケット
前売・当日 2500円
中高生は学生証の提示で1000円キャッシュバック!

3月15日より、全国のコンビニから
イープラスでお買い求めいただけます。

●キャスト
大塩静香(メインキャスト大阪)
大原里香
おやすーみん(進劇銃題やぎゅり場)
茅原衣里(劇団土竜/Sparkle Wind)
徳丸¥1
仲口拓磨
長野巌(ゲキダン モドキ)
成瀬トモヒロ
灰尾さとみ
日髙昇
宝代裕規(お気楽ロジック)
リュウジ宮本
山田百合香(劇的☆ジャンク堂)
芳本春治
山尾匠

●スタッフ
舞台監督/舞台美術 山崎裕斗(劇団EVENT-STATION.)
音響 中西華子
照明 植田悠子
制作 かっし~120%
宣伝美術 ドラマネージ
映像 中田圭介