アンケートと当日パンフの話。

気がつけば、今年初のブログです。
昨年の観劇の感想とかイラストやらも描きたいのを残しまくっているのですが！！！

でもでも、今回は全然違うお話です。
なんとなく、書いておきたい気がしたので。
そして、多分、うまいことまとまりません。

ツイッターにはちょろっと書いていたのですが、先日の１１日に劇団バックラッシュハートさんの『ダブリンの鐘つきカビ人間』を観劇してきました。
作品はとても素敵だったのですが（勿論、細かい話をしていけば、誉め言葉ばかりというわけにはいかないのですが）
舞台の上以外で、残念なことがぱらぱらと目に着きました。

大きく２点あげるとすれば、

・アンケートがなかったこと。
・当日パンフレットにキャストさんのお名前がなく、どの役をどの役者さんがされているかがわからなかったこと。

……です。
ブログには役名の明記はなかったのですが、役順の表記であろうキャスト記載がありました。
でも、ブログは観劇をする方が全員見るものではありません。（私も観劇前には見れていませんでした）
演出の意図等で開演前に出さない方がいい…という場合もあったりするのだとは思いますが、それでも、やっぱり観劇した方に対して、劇場でどの役者さんがどの役をされていたかを伝えるのは必要なことではないかと思います。
オープニングでテロップ的に出してはりはしましたが、あの明度とスピードではかなり頑張らないと読めないと思います。
知っている人なら、読めるかもしれません。でも、多分、知らない人は無理です。

アンケートは私はあった方がいいと思います。
『アンケートを配布していないので面会で』
とのことだったんですが、
でもって、ボードもあったらしいのですが、私が行った回ではそのインフォメはされなかったので（１１日の１４時のB回でした）書けませんでした。そういう形だったかも知りません。
なので、ボードのことに関しては今回は外して書きます。

役者さんに面会で伝えられるのは、役者さんのことのみです。当日の舞台の事のみです。
でも、舞台を作ったのは役者さんだけではないはずです。
アンケートでなく、面会で、と言ってしまった時点で役者さんだけの集団だと思われてしまっても仕方ない気がします。
ああ、だからああいうとことか、こういうとことか出来てないんだな。とか、そういう風に思われてしまうと思います。
それはとてもとても勿体ないことだと思います。

せめて、せめてね、
あの言葉をわざわざカーテンコールで言うのであれば、主宰の大窪君は全員のお客さんが劇場から出るまで、入り口に立っているべきだったと思います。
そしたら、
『ああアンケート取らずに、直でお客さんから聞きたいんだな』
って印象が残ったと思います。
それはそれで素敵だねって、思ったかもしれません。

観劇を終えたら、すぐに仕事に行かなきゃいけない人だって、いるかもしれない。
他の劇場に他の公演を観に行く人だって、いるかもしれない。
いくら土日の公演であっても、来てくれる人が自分達の為だけに時間を使ってくれてるわけじゃないんだって、公演をする側は考えすぎるくらい、考えなきゃいけないと思います。
お芝居をしている人はそうじゃないのかもしれないけど、そして客席にはお芝居をしている人がとても多いのかもしれないけど、
お芝居を観に来ている人は、お芝居以外の事をしていて、その中からお芝居の為の時間を作ってきてくれてるんだって、お芝居をする側は考えなきゃいけないんだと思います。

面会が出来れば、嬉しい場合も多々あります。
でも、面会に全てを集約させるのは無理だと思います。

他にも話したい人がいるかもしれない。
そう思ったら、面会で感想を伝えるって、物凄いハードルの高いことだと私は思います。

私は最近は基本的にはアンケートは開演前に半分くらいは書いてしまいます。
終演後だとバタつきますし、席に着いてから開演までって、わりとすることのないレアな時間だったりするのです。
開演前だからお芝居そのものの感想は書けないわけですが（まあ当然ですね）
それでも、楽しみにしてたんですよって伝えたい公演の場合は開演前に書きます。
今回は書きたい公演だったので、とてもとても残念でした。

アンケートも、当日パンフレットも公演の大事な大事な一部です。
舞台の上以外を大事にしてる公演は、舞台もすっごく楽しみになる。
そういうものだと私は思います。

案の定、まとまりませんでしたが、そんな感じです。
他の方のご意見とかも聞いてみたいので、なんかしかで教えていただけたら嬉しいです。